理学療法士を続けていくか迷ってる…
でも、やめて良かったって人いるのかな?後悔してない?
今回はこんな悩みを解決していきます。
理学療法士として働く中で仕事のやりがいや人間関係、また給料面や将来性に悩み「理学療法士を辞めたい」と思うことはありますよね。
他の仕事をしている友人や家族なんかが魅力的にみえることも多々…。
もっと楽しい仕事もあるんじゃないかなって思うよね
ただ頑張って取得した国家資格を易々と手放すのは抵抗がありますし、理学療法士を辞めた後に後悔するのも避けたいところ。
そこで当サイトは、現在は他の仕事をしている元PT5人に「理学療法士を辞めてよかった?」に対して本音を語ってもらいました。
本記事は、理学療法士を続けるか、別の道を歩もうかと悩んでいる人に役立つ記事になっています。
理学療法士をやめてよかった?後悔はない?元PT5名の本音
今回はクラウドワークスを使って、元PT5名に「理学療法士をやめてよかった?」という質問およびその理由などをアンケートしました。
それぞれの意見が下記の通り。
事務職に転職したケース
S・Nさんにように親や高校の先生の勧めで理学療法士になった人は多いんじゃないでしょうか。
PTをやりたいという明確な意思がないと続けていくのは難しいのが実情です。
ただPTが全てではなく、働く中で自分のやりたいことを見つけることができれば後悔はないですね。
高校の時に決めた職業が、自分に合うかなんて分からないよね
ピラティスインストラクターに転職したケース
理学療法士の資格を活かしつつ、ヨガやピラティスの分野で活躍する人は多いです。
PTを辞めると言っても、これらの仕事は似た内容なので後悔していない人も多い印象です。
PTの知識・スキルを活かした予防医療はこれからも需要はありそう!
営業職に転職したケース
理学療法士という仕事には満足しつつも、給料面の低さから辞める人も多いですよね。
PTの飽和で今後は資格を持ちながら、給料の良い仕事に転職する人も増えることが予想されます。
人生で何を重要視するかをしっかり見極めておきたいですね。
給料面で他の仕事を検討する人は多いよね
接客業に転職したケース
人間関係のストレスで仕事を辞めるケースは多いですよね。
リハビリは職種間で縄張り意識があったり、看護師さんのあたりがきつかったりと疲弊しやすい…。
精神を病む前に逃げるのは一つの手ですね。
人間関係はどこの職場でもストレスの原因になってくるよね
自費整体を開業したケース
理学療法士から自費整体への開業パターンは多いですよね。
とはいえ保険外は競争も激しく、理学療法士に出戻りというパターンも多いです。
なのでスキルだけじゃなく、マーケティングの勉強も事前にしておくことが大切!
これからは自費分野へ流れるPTは増えていくと思うよ
理学療法士をやめて良かったと感じる3つの理由
前述の5名のインタビューから分かった、理学療法士をやめてよかったと言える理由は主に3つ。
それぞれ解説していきます。
やりがいを感じられなかった
理学療法士という仕事を、親や学校の先生に勧めらて目指した人は意外と多いです。
そういったケースでは、実際に働いてみて想像とちがう医療現場の過酷さにとまどい、次第にやりがいを見出せなくなることがあります。
また社会人になり、学生時代には見えなかった社会の流れや価値観を持つようになって、PT以外での新たな目標ができるケースも多いです。
社会人になって、働く中で自分のやりたいことって見えてくるよね
ただ養成校に入るまでの18年という人生のなかで、自分にぴったりの仕事を見つけるのは過酷な話ではあります。
誰しも他の仕事の方があってたんじゃなかったと感じたことは1回はあるはず。
給料が安かった
“医療職=給料が高い”というイメージを、学生時代に持っていた人は多いんじゃないでしょうか。
しかし理学療法士の給料は、社会全体の平均よりも安いですし、昇給しにくいのが実情です。
理学療法士:平均給与は約418.9万円
日本全体の平均年収:436.4万円
厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)
理学療法士は新卒こそ給料はそこそこ良いものの、昇給は少なく次第に他職種と差をつけられる悲しい現実が……。
年齢を重ねても、自由に使えるお金がなく人によっては生活が苦しいことも…。
家族を持ったり奨学金の返済で苦しい人は、仕事にやりがいはあっても給料の低さから辞めるという選択をする人も多いです。
一般企業の同級生と比べると悲しくなっちゃう時があるよね…
理学療法士の給料事情については、こちらの記事が参考になるかと思います。
人間関係に消耗した
患者さんを良くするという共通の目標は一緒でも、セラピスト同士や他職種と意見が対立してストレスが溜まることは多いですよね。
他にも当たりが強く怖い看護師や医師と関わるのもなかなかのストレスに……。
そんななかで精神を病んだりする人も多く、最終的には辞めるという選択をすることになることも。
人間関係の悪さは、辞めたくなる原因の上位だよね
「理学療法士やめてよかった」と言えるために注意すべきこと
理学療法という仕事を仮に辞めるという選択をしても、後悔がないようにしたいですよね。
「理学療法士やめてよかった」と言えるために注意すべきことは以下の3点です。
それぞれ紹介します。
退職後のプランを明確にしておく
理学療法士を辞める理由はさまざまですが、勢いに任せて辞めるのはNGです。
退職後にどのような職に着くのか、人生の中で家族との時間なりプライベートなり何を重視するかを明確にしておきましょう。
プランを明確にしておくことで、退職後の動きがスムーズになりますし後悔もなくなります。
上司や職場がムカつくとかで、怒りに任せて退職は失敗するよ
他の職場も見ておく
人間関係で悩んで理学療法士を辞める場合、いきなり辞めるのではなくまずは他の職場を見ておきましょう。
職場が変わることで人間関係もリセットされるので、それだけでもストレスは大きく緩和されます。
今とは違う職場、今よりも楽な職場を見つけてみて、それでも理学療法士を続けれるかを検討することは後悔しないためにも大切です。
新たな職場で一からのスタートを切れるよ
ただ次に働く職場選びは失敗したくないので、職場の雰囲気や人間関係もしっかり見極めたいところ。
とはいえ、ひとりで内部情報まで調べるのは難しいと思うので、そんな時は転職サイトのレバウェルリハビリを活用しましょう。
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事前に資格取得など準備をしておく
理学療法士を辞めてから準備するのではなく、事前に資格取得などをしておきましょう。
辞めてからいざ動き出しても、時間が足りないので入職中から準備しておくのが後悔しないコツです。
理学療法士を辞めてからのプランを明確にして、そのために必要な準備をするのが重要。
理学療法士をやめてよかったは本当?元PT5名の本音まとめ
本記事では元PT5名に「理学療法士をやめてよかった」という質問およびその理由などをアンケートしました。
その結果、ほぼ全てのPTが後悔はないという結果になりました。
また「理学療法士をやめてよかった」と感じる理由は、以下の3点を挙げる方が多かったです。
ただ辞めるにしても後悔はしたくないもの。
「理学療法士やめてよかった」と言えるために注意すべきことは以下の3点です。
後悔しない選択をするためにも、じっくりと検討しましょう!
ぜひ今後の選択の参考にしてね
今回は以上です。