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激増する理学療法士のなかで勝ち組になる方法5選!他と差をつけるポイントとは?

理学療法士は毎年1万人以上のペースで激増しており、これからは同じPTでも勝ち組・負け組が明確に分かれると言われています。

当然、誰しも勝ち組を目指したいものですが、ただ理学療法士における勝ち組の基準は人それぞれ。

  • 年収・給料の高さ
  • 仕事のやりがい
  • プライベートの充実度 など

上記のなかで年収は客観的な数字で示すことができ、勝ち組の基準として分かりやすい指標になります。

本記事では年収の額を勝ち組の基準としていきます

厚生労働省の賃金構図基本統計調査によると、理学療法士の平均年収は426万5,000円(平均年齢33.9歳)とされています。

そのため平均年収を大幅に上回る、年収500万円以上が理学療法士のなかでの勝ち組と言っていいでしょう。

リガサポ

特に30代のうちに年収500万円にいけば十分な勝ち組だよね

一見ハードルの高そうな年収500万円の壁ですが、働き方を工夫すれば普通の理学療法士でも勝ち組なることは可能です!

そんなわけで本記事では年収500万円を超えている筆者が、理学療法士が勝ち組になるための具体的な方法を紹介していきます。

今すぐ勝ち組になる方法が知りたい人はここをクリック

目次
この記事の筆者・監修者

リガサポ

理学療法士の勝ち組の基準は年収500万円以上

まずは理学療法士のなかでの勝ち組の基準を決めておきましょう!

本記事では、勝ち組の基準を年収500万円以上としています。

その根拠は以下の通り

  • 理学療法士の平均年収が426,5万円
  • PTの約72%が年収350〜450万円帯
  • 年収500万円は上位20%
年収500万円以上は一気に割合が減る

多くの理学療法士が年収400万円台前半のなかで、特に20,30台の若手で年収500万円を達成できれば十分に勝ち組といえます。

そのため本記事では勝ち組理学療法士の定義を年収500万円としています。

セラピスト

年収500万円以上は少数だけど、僕でもいけるかな?

リガサポ

もちろん十分に狙える数字だよ

普通のPTでも年収500万円は狙える

年収500万円はハードルが高いイメージを持つ方も多いかもですが、結論を言うと普通の理学療法士でも狙える年収帯です。

実際に認定理学療法士など特別な資格を持っていない筆者でも、後述の方法30代前半で年収500万円以上を稼げるようになりました。

リガサポ

僕の場合は転職+役職になるという方法で年収500万円を超えたよ

筆者32歳にあたる平成30年度の年収がこちら

32歳時点で年収は約520万円

単発バイトなどダブルワークすることもなく、理学療法士として勤務するだけで年収500万円以上を達成できました。

年収500万円になると、月の手取りも30万円を超えてきて生活にかなり余裕が生まれてきます。

手取りは30万円越え

年収がアップしたことで家族との外出や友人と食事に行く機会も増え、また趣味にお金を掛けたりとプライベートも充実します。

ただ誰もが年収500万円以上の勝ち組理学療法士になれわけでなく、正しい情報を持って行動できる人だけがなれます。

リガサポ

そこまでハードルは高くないから、ぜひ勝ち組を目指していこう!

理学療法士が勝ち組になる方法5選

それでは、理学療法士が勝ち組になるための具体的な方法を紹介していきます。

それぞれ解説していきます。

高年収の職場に転職する

リハビリ向け転職サイトで年収500万円の求人を探してみると、病院・施設・分野を問わずそこそこ求人数はあります。

年収500万円以上は354件(2024.2時点)

なかでも、以下の職場は年収500万円以上の求人が特に多い傾向にあります。

高年収職場
  • 大手法人の病院
  • 整形外科クリニック
  • 訪問リハビリ

年収500万円は普通に転職で目指せる年収帯なので、まずはどんな求人が出ているかをチェックしてみるのがおすすめ。

ただひとりで探すのは労力も時間も掛かり非効率なので、リハビリ向け転職サイトを活用するのが賢い方法です。

転職サイトとは…
担当者が付き、希望条件にあった求人が出る度に紹介してくれるサービス。
利用は完全無料で、給料や面接日程の調整など面倒な交渉も代わりに行ってくれる便利さで人気。

リハビリ向け転職サイトは数多くありますが、中でもPTOT人材バンクは年収500万円以上の求人が多くおすすめ。

どんな条件の求人があるか確認するだけでもOKなのでまずは登録をして話を聞いてみるのが良いんじゃないでしょうか。

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※登録・利用にお金は一切かかりません

PTOT人材バンクの詳細は、こちらの記事で紹介しています

訪問リハビリは最も稼げる

年収500万円は、どの分野でも達成できる可能性のある年収帯です。

ただいち早く、そして確実に年収500万円以上の勝ち組になりたければ訪問リハビリで働くのが最もおすすめ。

訪問リハビリだと、年収500万円といわず600〜700万円代も目指せます

訪問リハビリの給料がなぜ高いかというと、主に下記の要因が挙げられます。

  • リハビリ1件あたりの報酬単価が高いこと
  • インセンティブ制度(歩合制)がある

在宅シフトの国の方針で、訪問リハビリの報酬単価は高くなっているので必然的にベースの給料も病院よりも高くなっています。

そこにインセンティブという歩合制度が加わることで、さらに給料が上積みされていくというわけです。

インセンティブ制度
歩合制のことで、月の訪問件数が一定を超えるとその分だけ手当をつけるというシステム
1件あたり数千円が相場

特にこのインセンティブ制度があることで、訪問件数を増やすことで給料を大幅アップできる仕組みになっています。

リガサポ

とにかく稼ぎたいなら訪問リハビリ一択だよ

訪問リハビリの求人も、転職サイトを併用して探すこと効率的に素早く見つけることができます。

訪問リハビリの求人に強い転職サイトは、前述のPTOT人材バンクとレバウェルリハビリがおすすめ。

まずは訪問リハビリがどれくらいの給料・条件なのかチェックするだけでもしてみましょう!

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レバウェルリハビリの詳細は、こちら記事で紹介しています。

公務員PTになる

勝ち組の理学療法士になるための2つめの方法は、公務員PTになること!

公務員は若いうちは給料が低いですが、誰でも年齢とともに確実に昇給して自治体によっては30代で年収500万円台を越えてきます。

よほどのことがない限りリストラもないですし、公的機関なので福利厚生もしっかりしています。

リガサポ

勝ち組を目指すのに公務員は確実性が高いよ

デメリットとしては求人が少なく年齢制限もあることや、副業ができない点が挙げられます。

また勝ち組ラインの年収500万円になるまでに時間がかかるので、いち早く勝ち組に入りたい人は高年収の職場を選ぶといいでしょう。

ちなみに下記の病院・施設も公務員に準ずる給与体系なので、確実に昇給していきます。

公務員PTは、離職率も低くなかなか募集が出ないので狭き門と言えます。

ですが、しっかり昇給するので経験年数を重ねると誰でも勝ち組になれるとい点でかなり強い分野です。

リガサポ

僕も新卒の頃に戻れるなら、間違いなく公務員を目指すな

給料高めの職場で管理職になる

管理職になると、役職手当がついて年収が一気にアップします。

手当の額は施設や役職によって変わりますが、だいたい月5〜10万円というところが多く、年収にすると60〜120万円アップします。

マネジメントの能力が必要だったり大変な面はありますが、同じ経験年数でも管理職になれば年収は大きく上がります。

リガサポ

僕も管理職になって年収が一気にあがったよ

ただ役職手当がついたとしても、当然ですがベースの給料が安いと年収500万円には届かず勝ち組にはなれません。

管理職になって年収500万円を狙うなら、少なくとも平社員のときに年収450万円は欲しいところ!

管理職で年収アップを狙うなら、ベースの給料が高めの職場に身をおいて置くことが重要

繰り返しにはなりますが、新たな職場を探すにときに転職サイトを使わないのは機会損失になります。

もちろん最終的には転職サイトを経由せずに応募してもOKで、求人情報をゲットする目的で利用するのもありです。

好条件の求人が多いリハ職向け転職サイトは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

専門学校(or大学)の教員になる

専門学校の教員になるのも、年収500万円以上の勝ち組になるひとつの方法です。

専門学校の教員は、30〜40代であれば年収500〜600万円が相場。

リガサポ

僕の友人も、30代前半の頃から教員として働いているよ

専門学校の教員になるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 臨床経験5年以上
  • 大学や大学院において教育に関わる単位を4単位以上取得
  • その大学および大学院を卒業

最終学歴が大学の人は、医療に関係なく教育学に関する単位を4単位以上取得していればOK。

一方で最終学歴が専門学校卒の人は大学院に入る必要があるので、ややハードルは高めです。

また教員の募集は少なく、現職の教員からの紹介などコネで決まることも多く、間口は狭い分野なのもやや難点。

リガサポ

主任や学科長になればさらに年収はアップするよ

大学教員はさらに高年収

また大学の教員はさらに勝ち組と言える分野です!

助教から年収550万円を超えてきます。

  • 助教 :550万円〜(平均30歳後半)
  • 講師 :700万円前後(平均40歳前半)
  • 准教授:850万円前後(平均40歳後半)
  • 教授 :1,000万円前後(平均50歳代)

ただ大学教員になるには、大学院で修士号を取得したり、学会や論文発表を積極的にするなどハードルはかなり高めです。

大学教員になれれば年収を一気にアップできますが、専門学校の教員よりはかなり難しいと言えます。

副業をする

家庭環境や、今の職場がやりがいがあって気に入っているなら、無理に転職せずに副業という選択を考えてみましょう!

リガサポ

副業を掛け合わせて年収500万円はわりと現実的だよ

年収500万円レベルなら仕事終わりや休日に時給制のバイトでも良いですし、資格や趣味を活かした副業でも何でもOK!

筆者もリハビリとは別の分野を題材にしたブログ(Webメディア)運営で、副業として年間100万円強の収入を得ています。

理学療法士の副業ブログの収入(確定申告書)
筆者の確定申告書(赤枠が副業収入)

筆者の副業ブログの収入は、こちらの記事でくわしく解説しています。

副業をすることで収入の柱が増えると、今の職場への依存度も減るなど精神的にもゆとりが生まれます。

具体的には以下の副業は理学療法士におすすめです。

  • 自費での整体
  • セミナー講師
  • ネットビジネス(WEBライターなど)
  • 趣味を活かしたビジネス
  • せどり

理学療法士におすすめの副業に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

理学療法士のなかで勝ち組になれる可能性は年々下がっていく

ここで少し残念な話をしておくと、理学療法士のなかで勝ち組になれる可能性は年を追うごとにどんどん下がっていきます。

その理由は理学療法士が増えすぎたことに起因する、今まで必要とされてきたリハビリが今後は供給過多になる予想があるからです。

下図は厚労省が発表した理学・作業療法士の重要と供給の推移を示したものです

出典:理学療法士・作業療法士の需給推計について

この図が意味するところは、以下の2点

  • 2026〜27年をさかいにリハビリの供給が過多傾向になる
  • 2040年には、リハビリの需要に対して供給が1.5倍と供給過多

このように理学療法士(および作業療法士)が増えたすぎたことで、将来的には働ける場所が減少することは容易に想像できます。

リガサポ

つまり転職をしたくても求人が出ない・少なくなる可能性があるんだ

そのため転職による年収アップで勝ち組を目指すには、まだ理学療法士の需要の方がある今のうちに転職するのが得策

いい職場の求人ほど早めに枠が埋まるので、まずは転職サイトに登録していつでも求人情報が手に入るようにしておきましょう。

好条件の求人が多いリハ職向け転職サイトは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

理学療法士が年収500万円以上の勝ち組になる方法まとめ

この記事では、理学療法士が年収500万円以上の勝ち組になる方法を紹介してきました。

理学療法士が年収500万円以上の勝ち組になる方法は下記の5つ。

注意点は2026〜27年をさかいに理学療法士の供給が過多になり、年収アップを狙って転職したくても求人が出ない・少なくなる可能性があるという点。

そのため転職による年収アップで勝ち組になるには、理学療法士の需要が多い2026〜2027年までにするのが得策です。

リガサポ

早めに行動したもの勝ちだよ

年収アップを狙った求人の探し方は、転職サイトを活用することで効率的に進めることができます。

いい条件の職場ほど早めに枠が埋まるので、まずは転職サイトに登録していつでも求人情報が手に入るようにしておきましょう。

好条件の求人が多いリハ職向け転職サイトは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

今回は以上です。

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