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理学療法士として生き残るための対策5選!これからのPTに求められることは?

理学療法士の生き残るためにすべきこと

理学療法士は国家資格であり高齢化社会の日本では、今後も食いっぱぐれなく安泰と考えている人は多いと思います。

ですが、残念ながら理学療法士を取り巻く環境は手放しに喜べる状況ではないのが実情です。

  • 診療報酬の改悪
  • PT人口の増加(リハ需要の低下)
  • 雇用制度の維持困難

上記のように理学療法士にとって、向い風とも言える状況にあり、この流れは今後ますます強くなっていくと考えられます。

これからは安泰と思われていた医療職の理学療法士も、生き残りをかけたサバイバルの時代に突入していくと言っても過言ではありません。

リガサポ

厳しい未来しか見えないよね…

そのためこれから訪れる競争のなかで、理学療法士として生き残れるように対策を今から・・・しておかないといけません。

そんなわけで本記事では、これからの理学療法士の生き残るための対策を紹介していきます。

目次
この記事の筆者・監修者

リガサポ

理学療法士も生き残りをかけた競争の時代に突入

理学療法士は国家資格に守られた安定した職業と考えられていましたが、もうそうも言ってられないのが実情です。

今後は理学療法士と言えど、生き残りをかけた競争の時代に突入してくると予想しています。

リガサポ

国家資格だから安泰って時代でもないね

そう言える最たる理由は、近年で急激に理学療法士が増えすぎたことによるリハビリ需給の変化(=悪化)です。

下図は厚労省が発表した理学・作業療法士の需給の推移を示したデータです

厚生労働書が発表した理学療法士・作業療法士の需給推計。2026年にはリハビリの需給バランスが逆転すると予想されている
今後はリハビリ供給が過剰になる予想

この図が意味するのは、早くて2026年にはリハビリの供給が需要を上回ってしまい、さらに2040年には完全な供給過多になるということ。

つまりは理学療法士(および作業療法士)があふれてしまうということ。

理学療法士が増えすぎてあふれてしまう状況では、下記のようなデメリットが…

  • 働ける場所(求人)の減少=転職しにくい
  • 給料の減少
  • 昇給しにくい
  • そもそもPTとして働けない

そのため将来的には理学療法士の資格はあって、別の仕事に就くという人も多くなるでしょう。

リガサポ

まさにサバイバルな状況になりそうだね

今後訪れる厳しい競争の時代の中では、今のうちから戦略的に行動していかないといけません。

次からは理学療法士として生き残るための対策を紹介していきます。

理学療法士として生き残るための対策5選

将来的に厳しい競争の時代が来ると予想される理学療法士。

サバイバルに突入する中で、生き残るためにすべき対策は以下の5つです。

PTの生き残り術

それぞれ解説していきます。

スキルアップを図る

理学療法士として、長く生き残るにはスキルアップは欠かせません。

  • 改善率の高いセラピスト
  • 同僚、後輩への的確な指導ができるセラピスト
  • 他職種と対等に意見交換できるセラピスト

上記のようなセラピストは、今後のPT飽和時代にも雇用側からすると“欲しい”人材と言えます。

そんな欲しいと思われる人材になるためにも、いつまでも自己研鑽を積み続けることを忘れてはいけません。

リガサポ

学び続けることは確実な生き残る道だよ

今後はリハビリ以外の知識やスキルも求められますが、まずは理学療法士としてのスキルアップが最優先優先!

最近はいつでも手軽に学べるオンラインセミナーが人気で、中でも「リハノメ」は豊富な動画数と質の高い講義内容で多くの人が活用しています。

初回980円とお試し感覚で使えるので、まずは1ヶ月だけでも活用してみると良いんじゃないでしょうか!

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リハノメの詳細は、こちらの記事で紹介しています。

また理学療法士と相乗効果の高い下記のような資格を取得することもおすすめです。

  • 認定理学療法士
  • 専門理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 心臓リハビリテーション指導士
  • 介護支援専門員
  • 認知症ケア専門士
  • 栄養サポートチーム専門療法士
  • 日本(地域)糖尿病療養指導士

資格は周りからみても分かりやすいスキルの指標となるので、興味のある分野の資格は取っておくと良いでしょう。

理学療法士のキャリアアップに繋がる資格は、こちらの記事で紹介しています。

本業の収入を増やす

リハ職が飽和していくと、どの職場も新たな採用に対しては給料をおさえて募集していくでしょう。

そうなると給料アップは難しくなるので、まだリハビリの需要がある今のうちに収入を上げておくのが得策です。

理学療法士としての収入を増やす方法は、主に以下の3つあります。

  1. 資格を取得し手当をつける
  2. 管理職になる
  3. 高年収の職場に転職する

上記のなかで特に高年収の職場への転職は効果的で大幅に収入をアップできます。

筆者も転職によって、年収が100万円以上もアップした経験があるのでその効果を実感しています。

転職前の年収

理学療法士(27歳)の年収の源泉徴収票(平成25年)
年収400万円に届かず

転職後の年収

理学療法士(32歳)の給料の年間の手取り額 (平成30年度分)
年収は約520万円

約400万円(転職前) → 約520万円(転職後)

仕事内容・量がほぼほぼ一緒でも、転職して働く環境が変わるだけで年収は大幅に変わりました。

なので、転職はどの理学療法士でもできる収入アップの方法です!

ただ今後は給料面で条件の良い職場はどんどんなくなっていくので、早く転職しないとそのチャンスは無くなってしまいます。

リガサポ

まさに椅子取りゲームって感じだね

なので、常に求人情報が手に入るようにしておくことが大切です。

ただ忙しい仕事のあいまに求人を探すのは限界があるので、転職サイトを活用し自動で求人が手に入る状態にしておきましょう!

転職サイトとは…
専属の担当者が付き、希望条件にあった求人が出るたびに紹介してくれるサービス。
利用は完全無料で、給料や面接日程の調整など面倒な交渉も代わりに行ってくれる便利さで人気。

給料のいい職場は自分で探したり、知人からの紹介もありますが、転職サイトも併用して探すのが効率的です。

理学療法士向けの転職サイトは数多くありますが、なかでも特にPTOT人材バンクは高年収の求人が多くおすすめ。

条件の良い病院・施設はすぐに募集が埋まってしまうので、いつ求人が出ても見逃さないように、まずは登録だけでもしてきましょう

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リガサポ

僕も今の職場にはPTOT人材バンクを使って転職したよ

PTOT人材バンクの詳細は、こちらの記事で紹介しています。

収入の柱を増やす(副業をする)

前述のとおり理学療法士としての収入を増やすことは大事ですが、これからの時代は理学療法士だけで生きていくのは厳しいのが現状です。

リスク分散という意味でも、複数の収入源を確保しておくのがすごくすごく大切です。

理学療法士が給料以外で収入の柱を作るには、主に以下3つが選択肢が挙げられます。

  • 副業
  • 株式投資(配当)
  • 不動産投資
リガサポ

生き残るには、収入の柱を増やすことはマスト

上記のなかで副業は比較的リスクも低く、誰でも始めやすいのでチャレンジしてみると良いでしょう。

もちろん筆者も副業をしていて、本業の収入とは別で年間150万円前後の収入を得ています。

理学療法士の副業ブログの収入(確定申告書)
副業で約150万円の収入

本業以外での収入があることで精神的な余裕もうまれるので、今後の厳しい時代を生き抜くには収入の柱を増やすことはマストです。

リガサポ

収入源が多いとPTとして働けなくなった時のリスク分散にもなるよ

理学療法士の副業としては、まずは下記5つを参考にしてみると良いんじゃないでしょう。

  1. せどり
  2. パーソナルトレーナー
  3. ブログ
  4. WEBライター
  5. セミナー講師

理学療法士におすすめの副業は、こちらの記事でくわしく解説しています。

人脈を広げる

人脈を広げることのメリットは大きいです。

他院の医師・セラピストだけでなく、リハビリ職種以外の人、さらには医療業界とは別の世界の人と交流することで、新たな情報を得ることができます。

さらには仕事や求人を紹介してもらえたり、トラブルが起きた時に助けてもらえたりとメリットも大きいです。

リガサポ

人脈が広いと、色んな場面で地味に効いてくるよ

特に医師とのパイプがあると開業するときに好条件で引き抜いてもらえたり、研究や事業展開のさいに声を掛けてもらえたりと何かと有利に働きます。

人脈って聞くと嫌悪感を抱く人もいるかもですが、人との繋がりで人生が好転していくことが多いのも事実。

打算的に人脈をつくるのはおすすめしませんが、いろんな人と関わると人生の選択が増えるのでおすすめです。

社会の流れを常にキャッチする

変化の激しい現代では、常に社会の流れや動向をキャッチできる状態にしておくのは重要です。

理学療法士の中で今アツいトピックは何なのか、稼げる分野はどこか、給料面でお得になる優遇税制はあるのかなど。

情報を知っているかどうかで、セラピストとしても社会人としても大きな差になります。

リガサポ

今後は情報を得る力、精査する力が生き残りを決めるよ

まとめ:今から準備して理学療法士として生き残ろう

本記事では、理学療法士が生き残るためにすべきことを紹介しました。

診療報酬の改定やリハ職の飽和などによって、理学療法士も生き残りを賭けたサバイバルの時代に突入することが予想されます。

そんな厳しい時代を生き残るためにすべきことは以下の5つ。

PTの生き残り術

上記を意識的に行い、理学療法士として生き残っていきましょう!

リガサポ

今から準備しておくのが大事だよ!

今回は以上です。

理学療法士の生き残るためにすべきこと

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