理学療法士に興味あるけど、やめとけって聞くことがある…
実際どうなの?
今回はこんなお悩みに15年目の現役PTである筆者が答えていきます。
理学療法士は医療職の中でも人気の職業で、養成校への入学を検討している人も多いと思います。
ですが、ネットで理学療法士と検索すると「理学療法士 やめとけ」という関連検索ワードが出てきます。
また進路を相談する中で学校の先生や家族からも、「理学療法士はやめといたら…」と言われることもあるんじゃないでしょうか。
興味があっても理学療法士はやめとけなんて聞くと不安…
確かに「やめとけ」って聞くと、進路選びに悩むよね
そこで本記事では、「理学療法士やめとけ」は本当なのか、なぜそう言われるのかを現役のPTである筆者が解説していきます。
さらに理学療法士と働く魅力や向いている人も紹介していくので、最後までしっかり読んで自分にあった職業か確認してください。
理学療法士やめとけってホント?15年目PTの見解
まず結論を述べると、給料面だけでみると強くおすすめはできないので、お金を稼ぎたいという人はやめといた方が良いです。
一方で仕事としては難しい面もありますが、やりがいは多く面白い職業であり総合的にみるとやめとけというのは嘘だと考えています。
まず理学療法士=医療職だから給料高そうというイメージだけで選ぶと必ず後悔しますし、普通のPTではそこまで多くは稼げません。
高い給料が欲しいなら、他の仕事を選択する方が稼げる可能性は高いです(もちろん仕事にはよる…)。
現職者からしても、もう少し給料は上げて欲しいってのが本音
事実、理学療法士の平均給料は、日本の給与所得者全体の平均より低い額になっています。
理学療法士:平均給与は約418.9万円(平均年齢33.9歳)。
日本の給与所得者全体の平均年収:436.4万円(平均年齢46.7歳)。
厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)
ただ働き方を工夫したり実力次第では、他の仕事よりも大きく稼げるようになるのも理学療法士という仕事です。
働ける分野も働き方も多様なので、上手くいけば稼げるよ
給料面では強くはおすすめできない理学療法士ですが、一方で仕事的にはやりがいも多く面白い職業と言えます。
医療現場の中でも特に患者さんと関わる時間は長く、患者さんの機能回復、生活復帰に直接的に関われるのはとてもやりがいがあります。
患者さんから手を握りながら泣きながら感謝された時なんかは、「この仕事を選んで良かった」と心の底から思えます。
なので人と関わるのが好き・手助けがしたい、健康・身体に興味があるという人にはとても魅力的な仕事じゃないでしょうか。
僕はこの仕事を選んだことは後悔していないよ
次からは理学療法士という仕事の良い点・悪い点など現場のリアルな面を掘り下げて紹介していきます。
理学療法士はやめとけと言われる5つの理由
理学療法士として15年働いてきた筆者の考えとしては、理学療法士はやめとけというのは嘘だと考えています。
ですが理学療法士はやめとけという声があるのも事実で、その主な理由は下記の5つが紹介していきます。
それぞれ解説していきます。
給与が安い、上がりにくい
給与が安い・上がりにくいことは、理学療法士はやめとけと言われる最大の要因です。
前述のよう理学療法士全体の平均給料は、日本の給与所得者全体の平均より低い額になっています。
理学療法士:平均給与は約418.9万円(平均年齢33.9歳)。
日本の給与所得者全体の平均年収:436.4万円(平均年齢46.7歳)。
厚生労働省『令和2年 賃金構造基本統計調査(職種)第1表 職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)』(e-Stat)
さらに下記は理学療法士の平均年収給与と、全労働者の平均年収を世代別に比較したもの。
年代別の平均年収
年齢 | リハビリ職 | 全労働者 |
---|---|---|
20〜24歳 | 329万円 | 320万円 |
25〜29歳 | 380万円 | 360万円 |
30〜34歳 | 414万円 | 409万円 |
35〜39歳 | 437万円 | 457万円 |
40〜44歳 | 487万円 | 494万円 |
45〜49歳 | 516万円 | 520万円 |
50〜54歳 | 539万円 | 557万円 |
55〜59歳 | 575万円 | 581万円 |
上記のように理学療法士は初任給こそ全労働者の平均より高いものの、各年代でみると給料は平均よりも低い傾向にあります。
“医療職は給料がいい”とイメージされがちですが、理学療法士は平均より低くまた昇給もしにくいのが実情…。
昇給がない、あっても500円っていう職場もザラにあるよ
また主要な医療職間で給料の比較をしても、理学療法士は給料が低い職種と言えます。
平均年収 | |
---|---|
リハビリ職 | 427万円 |
医師 | 1,378万円 |
看護師 | 499万円 |
薬剤師 | 581万円 |
放射線技師 | 547万円 |
臨床検査技師 | 496万円 |
このような給料面の問題から、理学療法士はやめとけと言われることが多いです。
もっと高そうなイメージだったけど、そうじゃないんだね
働いてる身からすると、もっと高くてもいいなぁとは思うけど…
理学療法士の給料事情に関しては、こちらの記事でさらに詳しく解説しているので参考にしてみて下さい。
人数が増えすぎて飽和していく
昔に比べ理学療法士は養成施設もグンッと増えて、比較的なりやすい職業になっています。
特にここ20年程は毎年10,000人を超える理学療法士が誕生していて、2023年には累計で21万人を突破し、飽和状態も近いと予想されています。
国家試験合格者の推移詳細(タップで開きます)
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 累計者数 | |
---|---|---|---|---|
1966年 | 1,217 | 183 | 15% | 183 |
1967年 | 1,432 | 310 | 21.6% | 493 |
1968年 | 1,211 | 228 | 18.8% | 721 |
1969年 | 1,167 | 167 | 14.3% | 888 |
1970年 | 1,260 | 224 | 17.8% | 1,112 |
1971年 | 1,400 | 136 | 9.7% | 1,248 |
1972年 | 1,000 | 128 | 12.8% | 1,376 |
1973年 | 1,034 | 138 | 13.3% | 1,514 |
1974年 | 1,014 | 212 | 20.9% | 1,726 |
1975年 | 158 | 125 | 79.1% | 1,851 |
1976年 | 168 | 98 | 58.3% | 1,949 |
1977年 | 264 | 184 | 69.7% | 2,133 |
1978年 | 253 | 168 | 66.4 | 2,301 |
1979年 | 288 | 216 | 75% | 2,517 |
1980年 | 329 | 256 | 77.8% | 2,773 |
1981年 | 351 | 267 | 76.1% | 3,040 |
1982年 | 470 | 419 | 89.1% | 3,459 |
1983年 | 544 | 449 | 82.5% | 3,908 |
1984年 | 658 | 618 | 93.9% | 4,526 |
1985年 | 771 | 729 | 94.6% | 5,255 |
1986年 | 914 | 859 | 94% | 6,114 |
1987年 | 974 | 925 | 95% | 7,039 |
1988年 | 1,004 | 948 | 94.4% | 7,987 |
1989年 | 1,064 | 980 | 92,1% | 8,967 |
1990年 | 1,103 | 1,057 | 95,8% | 10,024 |
1991年 | 1,049 | 977 | 93.1% | 11,001 |
1992年 | 1,087 | 1,029 | 94.7% | 12,030 |
1993年 | 1,109 | 1,069 | 96.4% | 13,099 |
1994年 | 1,196 | 1,086 | 90.8% | 14,185 |
1995年 | 1,454 | 1,422 | 97.8% | 15,607 |
1996年 | 1,768 | 1,688 | 95.5% | 17,295 |
1997年 | 1,889 | 1,797 | 95.1% | 19,092 |
1998年 | 2,286 | 2,215 | 96.9% | 21,307 |
1999年 | 2,744 | 2,566 | 93,5% | 23,873 |
2000年 | 3,196 | 3,048 | 95,4% | 26,921 |
2001年 | 3,240 | 3,140 | 96,9% | 30,061 |
2002年 | 3,503 | 3,354 | 95,7% | 33,415 |
2003年 | 3,686 | 3,629 | 98,5% | 37,044 |
2004年 | 4,289 | 4,199 | 97,9% | 41,243 |
2005年 | 5,101 | 4,843 | 94,9% | 46,086 |
2006年 | 6,155 | 6,002 | 97,5% | 52,088 |
2007年 | 7,036 | 6,559 | 93,2% | 58,647 |
2008年 | 7,997 | 6,924 | 86,6% | 65,571 |
2009年 | 9,119 | 8,291 | 90,9% | 73,862 |
2010年 | 9,835 | 9,112 | 92,6% | 82,974 |
2011年 | 10,416 | 7,736 | 74,3% | 90,710 |
2012年 | 11,956 | 9,850 | 82,4% | 100,560 |
2013年 | 11,391 | 10,104 | 88,7% | 110,664 |
2014年 | 11,129 | 9,315 | 83,7% | 119,979 |
2015年 | 12,035 | 9,952 | 82,7% | 129,931 |
2016年 | 12,515 | 9,272 | 74,1% | 139,203 |
2017年 | 13,719 | 12,388 | 90,0% | 151,591 |
2018年 | 12,148 | 9,885 | 81,0% | 161,476 |
2019年 | 12,605 | 10,809 | 86,0% | 172,285 |
2020年 | 12,283 | 10,608 | 86,0% | 182,893 |
2021年 | 11,946 | 9,434 | 79,0% | 192,327 |
2022年 | 12,685 | 10,096 | 79,6% | 202,423 |
2023年 | 12,948 | 11,312 | 87,4% | 213,735 |
また下図は、厚労省が発表した理学・作業療法士の重要と供給の推移を示したものです。
この図では、早くて2026〜27年頃からリハビリの需要に対して理学療法士(および作業療法士)の供給が過多になるこが示されています。
つまり、晴れて理学療法士になって就職したくても求人が少なく希望の職場で働けなくなる可能性があるということを意味しています。
国家資格なのに就職先が少ないって悲しいね
実際には辞めていく人もいますし、新規開業で新たな求人は出てくるので就職自体はできると思いますが、将来的には職場を好きに選べなくなる可能性は高いです。
上記のような将来性の懸念点からも、理学療法士はやめとけと言われることが多いです。
理学療法士も就職が安定しているとは言えないんだ…
理学療法士も競争の時代に突入しそうだね…
理学療法士の増加の現状は、下記の記事で紹介しているので参考にして下さい。
頑張りが反映されにくい
理学療法士は、患者さんを良くするのが仕事。
そのため仕事が終わった後や、休日返上かつ自腹で勉強会に参加したりして自己研鑽をしなくてはいけません。
ただその結果、リハビリの知識・利用技術が上がって患者さんを良くできる確率が上がっても、またリハビリの各種資格を取得しても、それが給料に反映されにくいんです。
その理由は、リハビリをして得られる報酬は理学療法士なら誰がしても一緒だから。
え?そうなの?
新人でも、経験豊富のベテランPTでも報酬額は一緒なんだよね
下記はリハビリの診療報酬(売上げ)を示した表になります
この金額は新人でも、経験年数が20年を超えたベテランでも全く一緒なんです。
そのため前述の給料の低さの話に繋がってきますが、個人がどれだけ頑張ってもそれが見える形で反映されにくのが実情…。
頑張りが反映されにくいリハビリ業界の現状からも、理学療法士はやめておけと言われることが多いです。
ブラックな要素がある
理学療法士の職場には、ぶっちゃけブラックなところもあります。
- サービス残業が横行
- 有給を取得させてもらえない
- 新人ほど休日出勤させられる
- 新人いじめがある
- 実習生にとにかく厳しい
上記のようなブラックな職場もあって、病む理学療法士(学生)がいるのも実情です。
これは職場によるところもありますが、理学療法士はやめておけと言われる一因になっています。
やっぱり医療の世界にもブラックな職場もあるんだね…
運悪くブラック職場に行くと最悪だよ
実際に筆者が過去に勤めていた職場は、業務後の会議やカルテ書き、勉強会・後輩への指導など1〜2時間の残業が当たり前でしたが、残業代としてカウントされたのは1日15分だけ…。
その他にも、有給を申請しても取らせてもらえなかったりと今思えばブラックでした。
大学の友人の話を聞いてても同じような感じのところは多いよ
キレイなことばかりではない
特に病院で働く理学療法士だと、患者さんのトイレ介助や嘔吐物の処理をしたりと、必ずしもキレイなことばかりではないのが本当のところです。
また直接的ではないですが、患者さんや利用者さんの死と向き合う場面も出てきます。
全ての患者さんが良くてなっていくばかりではないので、その辛さから精神を病む人がいるのも実情。
精神的、生理的にもたない人も出てきそうだね
医療の世界はイメージはいいかもだけど、現実は違うんだよね
実際に筆者の友人のように、仕事の忙しさや先輩と上手くいかずうつと診断され休職した人もそこそこいます。
仕事としては決して楽ではなくキレイなことばかりではないことも、理学療法士はやめておけと言われる要因になっています。
理学療法士やめとけは本当?現役のリアルな声
ここでは理学療法士として働く人たちのリアルな声を紹介して行きましょう。
今回は筆者の友人やクラウドワークスを使い、現役PT10名に「理学療法士という職業はおすすめできますか?」とアンケートしました。
理学療法士という職業に対して良い声だけじゃなく、悪い声も紹介していくのでPTを目指す判断にしてみて下さい。
良い声、意見
理学療法士はとても面白い仕事で、自分的にはおすすめの仕事です。
特にリハビリして患者さんの痛みが取れて、「魔法みたい」なんて言われた時の快感はたまらないです。
もちろん楽ではないし大変な部分はありますが、良い仕事に就けたなと感じています。
N・Sさん 20代男性 総合病院勤務
患者さんとの関わる時間も多く、一番近くで回復のお手伝いをできやりがいがあります。
毎日、患者さんとお話しして笑ったりと楽しい日々を過ごしています。
H・Mさん 20代女性 回復期病棟勤務
正直、給料面では物足りなさはありますが、楽しい仕事なのでおすすめできる職業です。
T・Yさん 30代男性 整形外科クリニック勤務
スポーツに関わる仕事をしたいけど、トレーナーはちょっとという人には良いんじゃないでしょうか?
僕も近隣高校の野球部に関わっています。
理学療法士、良い仕事だと思いますよ。
A・Oさん 30代男性 整形外科クリニック勤務
病院だけじゃなく、スポーツ現場や自費分野、ヘルスケア・一般企業でも働けて、活躍の場が広いのは他にはない魅力ですね!
以前は事務職をしていて、同じことの繰り返しでマンネリ感を感じていました。
S・Sさん 40代男性 総合病院勤務
その点、理学療法士という仕事は毎日患者さんの状態も違ったりで、新たな発見や気付きがあり飽きることがないです。
どっぷりハマれる仕事に転職できて良かったと思います。
良い意見としては、理学療法士の仕事に対するやりがい・面白さを挙げる声が多かったです。
難しくもありそれが面白いと思える仕事だよ
悪い声、意見
給料面では不満があり、強くおすすめはできないですね。
E・Iさん 20代男性 総合病院勤務
働いてみて、理学療法士って売上に上限のある仕事って知ったし、給料がそんなに上がらないことにショックだった…
よく考えて選ばれるのをおすすめします。
正直、患者さんの状態は一人一人違うし状態を端的に把握するのは難しいです。
M・Kさん 30代女性 総合病院勤務
休日返上で勉強会に参加したり、仕事後も書籍を読んだり…
楽な仕事じゃないです。。
医療職は給料が良いって思い込んでた高校時代の自分に後悔しています。
S・Yさん 30代女性 老人保健施設勤務
正直、もっと自由なお金が欲しくて副業もしてます。
悪い声・意見としては、やはり給料の安さを挙げる人が多かったです。
大変な仕事だし、もっと給料出して欲しいのは皆んな思ってるよ
前述の通り、確かに理学療法士は給料の高い職業とは言えません。
ただ働き方を工夫したり実力次第では平均以上の年収500万円、さらにはもっと上も以も目指せる職業でもあります。
理学療法士やめとけじゃない!PTの魅力・メリットを紹介
これまでは、一般的に「理学療法士はやめとけ」と言われる理由を解説してきましたが、もちろん良いところ(メリット)もたくさんあります。
それぞれ解説していきます。
やりがいが大きい
理学療法士として働く最大のメリットは、患者さんの機能回復、生活復帰に直接的に関われてやりがいが大きいこと。
- 脳卒中で動けない人が歩けた
- 事故で大怪我した人が生活復帰できた
- 膝が痛くて手術しかないと言われたけど、リハビリで良くなった
- 怪我をした選手が、復帰して大会で優勝した
- 腰痛がひどくて諦めていたゴルフができるようになった
上記のような場面に理学療法士として携わり、感謝の言葉をもらえた時の喜びは何ものにも変えがたいです。
「人の役に立ちたい」「人生を支える仕事がしたい」と考えている人にとって、理学療法士はとても充実感、やりがいのある仕事です。
同じ働くなら、やっぱりやりがいあって充実感のある仕事が良いね
患者さんの笑顔を見たり、感謝の言葉をもらえたらめっちゃ嬉しいよ
働き方次第では稼げる
給料の低さは理学療法士はやめとけと言われる最大の原因です。
確かに病院や整形外科クリニックなどで勤務してると大体は年収500万円台がアッパーですが、腕に自信があれば独立開業やトレーナーになれば大幅な年収アップが見込めます。
中には年収1,000万円以上の人もいるなど実力次第では、大きく稼ぐことも可能!
また独立開業やスポーツ分野、健康事業への参入など働き方の自由度はかなり高いのでやり方次第では給与の低さはカバーできます。
頑張ればお金を稼ぐこともできるんだね
色んな働き方ができるのも魅力だよ
再就職、転職しやすい
理学療法士は国家資格なので、資格さえあれば、全国どこの病院・施設でも働けます。
そのため育児などで一度現場を離れても再就職しやすいですし、転居・移住などに伴う転職がしやすいのもPTのメリットと言えます。
その職場が合わなかったでも転職しやすいのは良いね
転職にはすごく寛容な職種だよ
周りから頼られる存在になる
理学療法士として働く中で病気や体のこと、さらには福祉サービスなど医療全般のことに詳しくなります。
そうなると家族や友人などから病気や怪我、介護のことなので相談されたり頼られることが多くなります。
いざと言う時にアドバイスができたり、適切な対処ができることは自己肯定感を高めてくれます。
困ってる人を助けれるのは嬉しいことだよね
やっぱり頼られるってのは嬉しいものだよ
理学療法士に向いている人
理学療法士に向いている人は、下記に当てはまる方です。
- 人と接するのが好きな人
- コミュニケーションが得意な人
- 誰かの役に立ちたい人
- 身体、健康に興味がある人
- スポーツに携わっていきたい人
- コツコツ頑張れる人
上記に当てはまる人は「理学療法士はやめとけ」と言われても、必ずやりがいを見つけて理学療法士として充実して働いていけます。
そしてしっかり働いて、スキルを上げれば給料も必然的にアップしていきます。
周りにやめとけと言われても、気にしなくてOKだよ
まとめ:理学療法士やめとけと言う声には気にしなくてOK
この記事では、「理学療法士やめとけは本当?そう言われる5つの理由を現役PTが解説」について書きました。
理学療法士やめとけは、給料面だけでみるとそうかもしれませんが、総合的にみると嘘だと言えます。
給与や将来性でみるとやめとけと言える部分もありますが、仕事のやりがい・充実感でみるとおすすめできる職業です。
給与面は、腕に自信があれば独立開業やトレーナーになれば年収アップが見込めます。働き方の自由度は高いので、やり方次第では給与の低さはカバーできます。
素敵な職業だけど、よく考えて進路を決めてね
今回は以上です。