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作業療法士が勝ち組になるための4つの方法【年収500万円も目指せる】

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「勝ち組」「負け組」という言葉は今やすっかり定着して、年収・職業を基準に判別されています。

もちろん作業療法士の中でも、「勝ち組」と「負け組」に分かれます。

セラピスト

作業療法士の勝ち組の定義ってなに?

本記事での作業療法士の勝ち組の定義は以下ようにしています。

勝ち組の定義
作業療法士として500万円近い年収を稼いでいる

令和3年の賃金構造基本統計調査によるとOTの平均年収は426,5万円であり、平均の50万円以上高い年収500万円前後を稼ぐOTは勝ち組と言って良いでしょう。

しかも20、30代の若手でこの金額を稼げるようになれば十分な勝ち組と言えます。

そんなわけで本記事では、作業療法士で年収500万円を稼げる「勝ち組」になるための方法を紹介していきます。

この記事の筆者

ゆうき

  • 総合病院で働く12年目OT
  • OT科主任
  • 整形クリニックで勤務経験あり
  • 肩・脊柱疾患が得意
目次
リガサポ
リハビリ科長&採用担当
経験年数15年越えの理学療法士。慢性期→総合病院→整形外科クリニックと2回の転職を経て、年収100万円以上アップに成功!現在は整形外科クリニックでリハビリ科長として勤務する傍ら、採用担当として人事にも従事。またPT・OTを対象にセミナーも開催。

作業療法士の中での勝ち組の定義

まずはじめに作業療法士の中での勝ち組の定義をはっきりとしておきましょう!

本記事では下記3項目を勝ち組としています。

勝ち組の定義
  • 年収500万円近く稼いでいる
  • サービス残業がほぼない職場に属している
  • プライベートが充実している

冒頭でお伝えした通り作業療法士の平均年収は426,5万円であり、それを大幅に上回る年収500万円近く稼ぐOTは勝ち組の定義としました。

定時になればほぼダッシュで帰れて、仮に残業するにしても働いた分はしっかりと給料に反映される職場に属していることも勝ち組の定義としました。

ゆうき

しっかりとお金を稼げて、プライベートも充実ってのが勝ち組だよね

普通の作業療法士でも勝ち組は目指せる

そもそも平均年収が420万円ほどの作業療法士が、本当に年収500万円近い勝ち組になれるのか気になりますよね。

結論から言うと、作業療法士でも年収500万円近くを稼ぐのは可能です。

なぜなら至って普通の作業療法士である筆者でも年収500万円近く稼げているから!

筆者の年収は約500万円

特に認定や専門作業療法士など特別な資格を所得していない、ただのOTである筆者でもほぼ年収500万円を稼ぐことできました。

筆者の場合は、転職+役職者になることで年収500万円近く稼げるようになりました。

だからこの記事を読んでるあなたも、工夫次第で年収500万円前後を目指すことは可能!

ゆうき

次から具体的に勝ち組になる方法を解説していくね!

作業療法士が勝ち組になる5つの方法

それでは普通の作業療法士が年収500万円以上の勝ち組になる方法を紹介していきます。

それぞれ解説していきます。

好条件の職場へ転職する(+管理職になる)

年収500万円は作業療法士が転職でも狙えるゾーンであり、求人もそこそこあります。

年収500万円以上は284件(2024.3時点)

また一気に年収500万円を狙わなくても、今よりも年収の高い職場に転職し、そこで管理職になり手当をプラスして目指すのは多くのOTが実践できる方法です。

特に年収500万円を目指せる高収入の職場は以下の3つ。

  • 大手法人の運営する病院
  • 整形外科クリニック
  • 訪問リハビリ

まずは上記の職場を目安に求人を探してみると良いでしょう。

ただひとりでたくさんの職場の募集条件をチェックするのは大変なので、リハビリ向け転職サイトを活用する方が効率的でおすすめです。

リハビリ転職サイトとは…
担当者が付き、希望条件にあった求人が出るたびに紹介してくれるサービス。
利用は完全無料で、給料や面接日程の調整など面倒な交渉も代わりに行ってくれる便利さで人気。

リハビリ向けの転職サイトは数多くありますが、なかでもPTOT人材バンクは高年収の求人が多くおすすめ。

筆者も転職のときにお世話になった、使いやすくおすすめの転職サイトです。

無料で利用できるので、まずは試しに登録してみてどんな求人があるか聞いてみるといいでしょう。

\ 高年収の求人が多い /

※ 無料で利用できます

PTOT人材バンクの評判は、こちらの記事で紹介しています。

訪問リハビリはいち早く稼げる

作業療法士として雇われで今すぐ年収500万円以上稼ぎたいなら、訪問リハビリは最もおすすめ!

訪問リハビリではインセンティブ制度を導入しているところが多く、訪問件数を重ねれば頑張った分だけ稼げる仕組みがあります。

インセンティブ制度とは

出来高(歩合い)のこと。
例えば月の訪問件数が100件以上の場合、100件を超える分には別で件数×数千円を給料にプラスするもの。

訪問リハビリのインセンティブ制度の説明

さらに完全歩合給の職場では、算定した単位の45〜50%が療法士の取り分と言うのが業界相場です。

介護保険40分だと1件3000円位なので、頑張って1日に7〜8件ほど回れば、月にするとかなりの額になります。

ゆうき

大変だけど頑張れば稼げるのが訪問リハだよ

特に作業療法士は、PTやSTでは行うことができない「精神疾患者に対するリハビリテーション業務」が可能なので、訪問リハでは重宝されます。

先ほど紹介したPTOT人材バンク以外にも、訪問リハビリの求人を探すときはレバウェルリハビリの活用もおすすめです。

こちらは訪問リハビリの求人数の多さやサポートの充実さが魅力で、多くの作業療法士が利用している人気の転職サイトです。

\ 訪問リハビリの求人に強い /

登録・利用は完全に無料です

レバウェルリハビリの評判などは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

公務員になる

公務員も年収500万円を目指す方法として正攻法です。

着実に昇給していきますし、ボーナスも安定して支給されるので人気の高い職場です。

ただ公務員は働き始めは給料が安く、年数を掛けてようやく年収500万円に到達するので時間が掛かるのがデメリットです。

ゆうき

安定・確実性は抜群だけど、今すぐ稼げるかって言われると微妙ではあるね

なので少しでも早く年収500万円に乗せたい人には向いていない選択肢と言えます。

早く勝ち組に入りたい人は前述の好条件の職場へ転職する(+管理職になる)の方がいいでしょう。

また求人数が少なく、公務員になるのは狭き門なのも実情です。

養成校の教員になる

作業療法士の養成校である専門学校の教員は、年収500〜600万円が相場で普通の病院などよりは高い給料水準となっています。

前年度の実績(国試の合格率)をもとに給料交渉があるところも多く、頑張り次第でさらに給料を上げることもできます。

ゆうき

主任や学科長になればさらに給料がアップするよ

専門学校の教員になるには、以下の条件を満たす必要があります。

理学・作業療法士がリハビリ養成校(専門学校)の教員になる条件
  • 臨床経験5年以上
  • 大学や大学院において教育に関わる単位を4単位以上取得
  • その大学および大学院を卒業

最終学歴が大学の人は、医療に関係なく教育学に関する単位を4単位以上取得していればOK。

一方で最終学歴が専門学校卒の人は大学院に入る必要があるので、ややハードルは高めです。

また学生とのコミュニケーションや、実習先の調整など病院での実務とは違う難しさもあります。

さらに教員の採用は紹介などコネで決まることも多く、人脈作りも重要になってきます。

副業を掛け合わせる

家庭の事情などで今の職場を変えることが難しい、役職者のポストは埋まっている人には副業がおすすめです。

むしろ今の時代は作業療法士であっても副業は必須です。

ゆうき

もちろん僕も副業をしてるよ

副業はOTの資格を活かしたものでも、全く別ジャンルの副業でも何でもOKです。

OTにおすすめの副業は以下の5つです。

  • セミナー講師
  • パーソナルトレーナー(週末開業)
  • WEBライター
  • ブログ

おすすめの副業に関しては、こちらの記事で解説しています。

作業療法士で勝ち組になれるにはタイムリミットがある

特別な資格のない作業療法士でも、年収500万円以上の勝ち組になることは可能です。

しかし、誰もが勝ち組になれるわけではなく、しかも勝ち組になるには2つのリミットがあります。

それぞれ解説していきます。

35歳というタイムリミット

転職業界では35歳の壁と呼ばれるように、この年齢を超えると様々な理由から一気に採用が厳しくなります。

実際に地方公務員でも、募集条件として年齢を35歳までとしているところは多いです。

そのため転職による給料アップおよび勝ち組を目指すなら20代〜30代前半にしておくのが得策です!

ゆうき

30代後半になると家族の問題なんかで身動きが取れないことも多いよ

リハビリ職の需給によるタイムリミット

近年は養成校が増えたことで、毎年5,000人前後の作業療法士が誕生しています(PTは1万人以上も)。

このようにリハ職が一気に増えたことで、 厚労省の発表によるとリハの需要に対して供給過多になることが懸念されています。


出典:厚労省 理学療法士・作業療法士の需給推計について

早くて2026年にはリハの需給バランスが逆転して、職を見つけれないリハ職が出てくるという予想も…。

そのためしっかりと給料を出してくれる職場に移れるチャンスは今しかないというわけ!

現状維持では勝ち組になるどころか、負け組になる可能性もあり、今後は行動したOTのみ生き残れる厳しい時代がやってきます。

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作業療法士が勝ち組になる方法まとめ

本記事では、作業療法士が勝ち組を目指す方法を解説しました。

作業療法士の平均年収は426,5万円であり、本記事ではそれを大幅に上回る年収500万円前後のOTは勝ち組の定義としました。

この定義のもと、勝ち組になる方法としては以下の4つが挙げられます。

働く場所や働き方、副業との掛け合わせで作業療法士でも勝ち組になることは可能です。

ただ勝ち組になるには期限があって、35歳までの若いうちの転職かつリハ職が飽和しはじめる2026年までに行動を起こす必要があります。

じゃないと勝ち組どころか負け組になることも…。

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正しい判断をして、ぜひ勝ち組を目指してみてください!

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