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理学・作業療法士が病院・施設見学で聞くべき質問例10選!質問時に注意することは?

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セラピスト

転職で病院・施設見学に行くんだけど、何を質問すれば聞けば良いの?

転職(もしくは新卒就職)の際は、病院・施設見学に行くとことが多いと思いますが、ただ何となく見学して終わりではもったいないです。

病院・施設見学は自分に合った職場を見つけるために重要で、職場選びで失敗しないためにも見るべきポイントや聞くべき質問があります。

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後から後悔しないためにも、見学でしっかりと見極めよう!

特に見学の際には働いている人に直接質問できるので、求人票では分からないその職場の本当の情報が得られる良い機会です。

では自分にあった職場かどうかを見極めるため、一体どんな質問をすれば良いのでしょうか?

そんなわけで本記事は、整形外科クリニックで採用担当もしている筆者が、病院・施設見学の際に聞いておくと良い質問を紹介していきます。

目次
リガサポ
リハビリ科長&採用担当
経験年数15年越えの理学療法士。慢性期→総合病院→整形外科クリニックと2回の転職を経て、年収100万円以上アップに成功!現在は整形外科クリニックでリハビリ科長として勤務する傍ら、採用担当として人事にも従事。またPT・OTを対象にセミナーも開催。

理学療法士が病院・施設見学の際に聞くべき質問例【業務面】

まずその職場で理学療法士として働く上で、本当に自分にとって働きやすいのかどうかは最優先に見極めたいポイントです。

そのためにすべき質問を紹介していきます。

それぞれ解説していきます。

1日の担当患者数はどれくらいですか?

勤務する職場によって、1日の担当患者数は大きく異なります。

もちろん担当患者数が多ければ実際のリハビリ診療だけでなく、カルテ記載やリハビリ実施計画書の作成・説明など負担は多くなります。

自分がその職場で働いてやっていけるかを見極める上でも、どれくらいの患者数を診ないといけないかは必ず質問しておきましょう!

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単位数のノルマがあるかも質問しておくと良いよ

特に外来部門や整形外科クリニックでは担当患者数が多く忙しい傾向にあるので、ゆったり働きたい人は担当患者数の少ない職場を選ぶようにしましょう。

どんな疾患の患者さんが多いですか?

実際にその職場で働いた時に、どういった患者層を受け持つかをイメージするための質問です。

その職場で多い疾患について自身の知見があるのか、実際にリハビリを担当してやっていく自信があるのかを見極めましょう。

また自分のキャリアプランを考え、そこの職場で働くことが成長に繋がるかを考えるためにも忘れず質問する必要があります。

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自分の進みたい方向性と、患者層がマッチしているかは大事なポイント

特定の手技に力を入れていますか?

職場によっては特定の手技に力を入れていて、それ以外の手技は禁止なんてとこも…。

中には、特定の手技以外でリハビリを行うと上司から呼び出しされて指導されたなんて話を聞いたりもします。

自分の学びたい手技なら問題はないですが、そうでないなら働くと必ずトラブルが起きるので忘れずしておきたい質問です。

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その職場の特色と自分の治療理念のズレがないかを見極めておこう

部署異動はありますか?

いくつかの部署やグループ施設がある職場では、忘れずにしておきたい質問です。

部署異動に伴い通勤時間が変わるとプライベートへ影響も出ますし、そもそも学びたい分野で働けなかったりとキャリアにも影響することがあります。

また部署異動がある場合にはある程度の融通が効くのか、それとも強制的なのかを確認しておきましょう。

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部署異動が嫌で辞めてしまう人もいるので、事前に把握しておこう

研修会への参加時には補助は出ますか?

学びのために研修会へ参加することは多いと思いますが、研修費や交通費の補助が出るのかも確認しておくと良いでしょう。

自己研鑽のための費用を負担してくれる職場は、職員への還元意識が高いのでホワイトなことが多いです。

また研修のために有給を使えるのか、出張扱いになるのかも併せて聞いておくこともおすすめです。

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補助があるとお金の心配なく学べて成長に繋がるよね

理学療法士が病院・施設見学で聞くべき質問例【待遇・プライベート面】

就職後に後悔しないためにもリハビリ業務面だけでなく、待遇面やプライベートも重視したいですよね。

そこでここでは働きやすい職場かを探るための質問を紹介します。

それぞれ解説していきます。

職員の年齢分布はどんな感じですか?

注意したいのは20代後半〜30代世代が少なく、40代後半以降のベテランと20代前半の若手で構成されているような職場です。

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このような中堅層が極端に少ないような職場はブラックなとこが多いかも

20代後半〜30代の中堅層は仕事にもなれ家庭を持つ人も多く、働きやすさや給料・待遇面を重視する傾向にあります。

その職場のことを理解している世代が少ないということは、そこはブラックな職場というサインかも…。

既婚者や子育て中の方はいらっしゃいますか?

もし結婚しているなら、仕事と家庭どちらも大切にしたいですよね。

結婚して家庭を持っていると、家族の体調不良や急用で休みが必要になることは多々あります。

そのため子供の発熱で急に休んだり保育園にお迎えに行っても、もし同じような境遇の人がいれば理解されやすく働きやすい傾向にあります。

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快く休ませてくれる職場が働きやすいよね

通常の業務以外での仕事はありますか?

病院・施設によっては、通常のリハビリ診療以外にも近隣高校でのメディカルチェックやトレーニングなどの仕事がある場合があります。

働いた後に「そんな仕事あるなんて聞いてなかった」とならないように、事前にしっかりと質問して確認しておきましょう。

プライベートを重視したい人は、特にしっかりと聞いておきたいところ。

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定時以降で、各種委員会などが開催される施設も多いよ

有給は取得しやすいですか?

有給の取りやすい職場、取りにくい職場は割とはっきり分かれる傾向にあります。

休みたいにのなかなか有給が取らせてもらえないと、必ず不満がたまりストレスの原因に…。

そのため職員の有給取得率などはしっかりと質問して確認しておきましょう!

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仕事だけでなく、プライベート面も大切にしよう

院長の年齢はいくつですか?

特に整形外科クリニックなどの個人の小さな施設では、院長の年齢なども忘れずしておきたい質問です。

仮に院長の年齢が60歳であれば入職して数年は大丈夫でも、10年とかすると健康上の問題でいきなり閉院とかもありうる可能性があるからです。

ステップアップのため数年しっかり学んで次の職場へって考えなら気にしなくてもOKですが、長く働くつもりなら必ず確認しておきましょう!

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自分と院長との年齢差も大事で、自分が定年まで働けそうかも考えよう

また院長に何かトラブルあった時に、代わりの医師がヘルプで診察するなどの体制が取られているかも確認しておくと良いでしょう。

以上の質問とあわせて、見学時には職場の雰囲気など見るべき&見られているポイントもいくつかあるので、こちらの記事でチェックしてください。

理学療法士が病院・施設見学の質問時に注意すること

ここでは理学療法士が病院・施設見学の質問時に注意すべきことを紹介していきます。

見学が円滑に進むようチェックしておきましょう!

メモを用意して、すぐ出せるようにしておく

質問したことへの答えを覚えれてたとしても、メモを取りながら話を聞いてくれると採用側としては「おっ!真剣だな」と好印象を持ちます。

ただメモをカバンから取り出すのにもたついていると印象が良くないので、すぐに取り出せるようポケットなどに入れておくのがスマートです。

求人票等で基本的な情報を把握しておく

質問をたくさんしてくれるのは採用側としても悪い気はせず、むしろ真剣にこの職場と向き合ってくれているなと好印象を持ちます。

ただホームページや求人票にも書いてあるような基本情報をいくつも質問されると、逆に悪い印象を与えます。

基本的な情報は把握しつつ、直接質問することでしか分からないような事項を確認するようにしましょう。

給料面の話はしすぎないのがベター

働く上で給料や待遇面はしっかりと確認しておくのは、後から後悔しないためにも大切です。

ただ質問の大半が給料などお金の話ばかりだと、採用側としては「働く環境よりお金を大事にしているんだな」という印象を持ちます。

どうしても給料の話ばかりになると、マイナスなイメージを持たれがちになるので程々にしておくのが無難です。

理学療法士が病院・施設見学で聞くべき質問例まとめ

本記事では、理学・作業療法士が病院・施設見学で聞くべき質問例を紹介しました。

病院・施設見学では、直接その職場で働いている人に質問ができ、自分にとって働きやすい職場かどうかを確認できます。

ただ何となく質問するのでなく、仕事面・待遇面・プライベートで自分に合っている職場なのかを見定める質問をしていきましょう!

本記事がこれから転職(もしくは新卒就職)で病院・職場見学に行かれる方の参考になれば幸いです。

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