「園部俊晴の臨床 膝関節」って書籍どう?
臨床に使えますか?
今回はこんな悩みを解決していきます。
- 「園部俊晴の臨床 膝関節」の著者紹介
- 「園部俊晴の臨床 膝関節」の要約
- 「園部俊晴の臨床 膝関節」が向いている人
- 「園部俊晴の臨床 膝関節」を読む際の注意点
- 「園部俊晴の臨床 膝関節」の口コミ
本記事では実際に購入して心から「良かった!」と思える書籍を紹介していきます。
今回ご紹介するのは、2021年2月に刊行された「園部俊晴の臨床 膝関節」という書籍。
結論から言うと…「園部俊晴の臨床 膝関節」は、膝関節を診るセラピストにとってバイブルになる書籍と言えます。
ボリュームのある本で読むのは大変ですが、きっと臨床を大きく変えてくれる一冊と言って良いでしょう!
めちゃくちゃおすすめの書籍だよ!
記事内では、以下のことをことを解説していきます。
上記について書いていくので、この「園部俊晴の臨床 膝関節」が気になっている人は、最後までチェックして購入の検討にしてみて下さい!
「園部俊晴の臨床 膝関節」の著者紹介
まずは著者の紹介から。
書籍のタイトルに入っている通り、「園部俊晴の臨床 膝関節」の著者は、コンディションラボ所長の園部俊晴先生。
有名な先生なので紹介は不要かと思いますが、園部先生は、インソールで有名な故・入谷誠先生の一番弟子。
主にインソールや力学推論を武器に、下肢疾患のリハビリを得意とされていて、自身が運営するコンディションラボは1年待ちの人気ぶり!
一般の方以外にも、多くの有名アスリートからも支持されていて、テレビ・メディアへの出演も多数あり。
また治療院や書籍以外にも「UGOITA PLUS」というサブスク型のリハビリ向けのオンラインセミナーも主催されています。
まさにPT界のトップランナーだよ
「園部俊晴の臨床 膝関節」の要約
「園部俊晴の臨床 膝関節」は、園部先生の約30年にも及ぶ臨床から得られた、膝関節の痛みを改善させるためのエッセンスが詰まった書籍。
僕がまず読んでみて感じたのは、「ここまで教えてくれるんだ!」っていうこと!
臨床で多い病態を中心に、9つの組織別に評価や治療に関する詳しく記載されていて、書籍はかなりのボリューム。
オールカラーで写真やイラストが多いよ
正直、読むのはかなり大変ですが、読み進めることで臨床での疑問であったり悩みがスッと解決される良書です。
イラストも多く、またQRコードで読み込む動画も適宜あって、実際の評価・治療の仕方もイメージしやすく理解度の高い書籍になっています。
臨床の考え方が変わる
この書籍は膝関節に関して書かれていますが、序盤には「仮説検証作業」の大切さについても詳しく書かれています。
正直、この部分を読むだけでも臨床の考え方が大きく変わります。
臨床で、患者ひとりひとりの症状をどう捉えて、どう解決していくかのプロセスを学ぶことができます。
この考え方は、もちろん膝関節のリハビリ以外にも活かせるので、「どう患者を診たら良いか分からない」という人にはぜひ繰り返し読んでもらいたいところ。
真に理解できると臨床が大きく変わるよ
「園部俊晴の臨床 膝関節」が向いている
「園部俊晴の臨床 膝関節」がおすすめできるのは以下の人。
- 膝疾患を多く診る人
- 患者さんを良くしたい人
- 評価・治療の仕方が分からない人
- 力学を学びたい人
- インソールに興味のある人
「園部俊晴の臨床 膝関節」は、より臨床に則した内容なので、ほかの教科書で言われていることは違う内容の記述もあります。
ですが、臨床で多くの膝疾患を診ているセラピストなら…
- 「あ〜なるほど!」
- 「そういうことだったのか」
- 「めっちゃ分かる!」
上記のように感じると思いますが、一方で全くの初学者には「あれ?教科書とは違うな…」となるかもです。
また力学の話 (モーメントやトルク)であったり、足部の細かい話 (距骨や距骨下関節の解剖)もあるので、その辺りが苦手な人は、最初からスラスラと読み進めるのは難しいかなと思います…。
ですが、イラストも多く、またQRコードで読み込む動画も適宜あって、実際の評価・治療の仕方もイメージしやいので、何回も読むことでしっかりと理解できますよ。
逆に力学や足部に触れる良い機会になるよ
「園部俊晴の臨床 膝関節」の口コミ
ここでは、実際に「園部俊晴の臨床 膝関節」を手にして読んだ人の口コミをみていきましょう。
先に口コミを調べた結論を言うと…
Amazonでは50件以上の口コミがあり、星4.5以上と総じて評価は高く、満足度の高い書籍になっています!
園部先生の仮説検証という考え方がとても大切だと考えており、それを学ぶにはもってこいの一冊だと思いましたので購入させていただきました。
イラストも非常にわかりやすく、膝関節の組織別に評価や治療に関する記載がされており、内容整理がとてもしやすいです。
こんなに膝についてまとまった本は他に見たことない!
まさにバイブルです!
かなり詳しく書いてあります。
価格以上だと思います。
臨床において多いケースが紹介されておりそれに対する評価方法や理学療法も詳しく記載されている為、読み応えがある書籍です。
動画も見れるので実際どのように評価や治療を行っているか、参考になるものが非常に多いです。
かなり園部先生の徹底した仮説検証作業から導き出された評価や治療の数々。
理学療法士が、もっと世間に認められ、もっと社会の役に立つためには、きちんとした仮説検証作業を繰り返してい
くことの大切さを改めて感じさせて頂いた渾身の一冊だと思います。
推論の仕方や各組織に対してのアプローチが網羅出来る!とても良い。
じっくり読んで是非臨床で活かしたい。
出版されている本の中では内容が濃いです。
とても勉強になりました。
※引用: Amazon/楽天市場
以上が口コミの抜粋。
バイブル的な書籍!っていう声が多くあったよ
まとめ:「園部俊晴の臨床 膝関節」を読んで、膝疾患の治療成績を上げよう!
この記事では、「【書評】「園部俊晴の臨床 膝関節」は膝関節リハビリのバイブル的書籍になること間違いなし!」について書きました!
園部先生の30年の臨床が詰まった「園部俊晴の臨床 膝関節」は、運動器疾患を診るセラピストの必読書と言えます。
膝関節の病態・評価・治療はもちろんのこと、運動器疾患のリハビリをする上で大切な仮説検証作業についてもしっかりと学べます。
きっと臨床のバイブルになる本なので、気になっている人は手に取ってみてもいいんじゃないでしょうか!
今回は以上です。