理学・作業療法士は、リハビリ中はどうしても患者さんとの距離がとても近くなりますよね。
そのため身だしなみを整えると共に、自身のニオイにも敏感にならざるを得ません。
特にニオイの中でも足や脇の臭いは、相手の不快指数を爆上げするので要注意です。
正直、臭いと近づきたくないもんね
相手を不快にさせないニオイ対策をしておくことは、セラピストとして必須!
そこで本記事ではリハビリをする上で欠かせない足・脇のニオイ対策について紹介していきます。
足や脇からくさ〜いニオイが発生する原因
足や脇が臭くなる原因は、主に以下の2つです。
雑菌の繁殖
汗や皮脂、垢や古い角質などの汚れを足の常在菌(雑菌)が分解することで、イソ吉草酸や酢酸などの物質が発生します。
特に独特の臭いを持つイソ吉草酸は、人に不快感を与える悪臭の1つです。
これらの物質が増えることで、くさ〜い臭いの原因となります。
汗や皮脂の量が多い
汗や皮脂の量が多いと、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり臭いが強くなります。
体質的に汗が多い人もいますが、緊張やストレス等で一時的に汗が増えることで、臭いを引き起こす原因に…。
また、以下の要因も臭いを悪化させる可能性があります。
- 高温多湿の環境
- 通気性の悪い靴や靴下
- サイズの合わない靴や靴下
- 運動や入浴後など、汗をかいたとき
- ストレス
足や脇のニオイを予防する方法
足や脇の臭いを予防するためには、以下のことに気をつけましょう。
どれか一つでなく、全て組み合わせるとより効果的です。
足や脇を清潔に保つ
汗をかいたらこまめに拭き取ったり、入浴時にはしっかりと洗い皮脂や古い角質をきれいに洗い流すことが大切です。
特に足は汗をかきやすく蒸れやすいので、専用のブラシやソープを使うのも効果的です。
中でも「ズルすぎる足臭ブラシ」は値段はそこそこしますが、かなり効果が高く、これを使うようになってから患者さんの靴を脱ぐのが怖くなくなりました。
この足臭ブラシで洗う時に「ブテナロック 足洗ソープ」を組み合わせればもう足臭対策は完璧です!
お金は掛かるけど、臭いを気にしなくて良くなるので満足度は高いよ
また体臭対策のボディーソープを使うのも良いでしょう!
個人的には「MARO17 パーフェクトボディソープ」は、肌ケア対策もできておすすめ。
汗をかく前に足や脇に制汗剤を塗る
リハビリをしていると、どうしても動き回ったりで汗はかきますし、臨床中は汗をこまめに拭いたりもできないもの。
そんな時は臭いに特化した制汗剤で予防しておくのがおすすめ。
足にはスプレータイプよりも指の間に塗るクリームタイプのものが効果的で、中でも「デオナチュレ 足指さらさらクリーム」はおすすめ。
正直、忙しい朝の時間に塗るのは面倒ですが、効果はかなり高いのでやる価値ありです。
このクリームはマジで効果抜群!
また脇にはロールタイプの制汗剤がおすすめ。
臭いレベルによりますが、それほど強くなければ「8×4メン ロールオン」を持っておけば良いでしょう。
サッと塗れるんで手軽だよ
通気性の良い靴や靴下を履く
足の臭い対策として、通気性が良く蒸れにくい靴や靴下を選ぶことは有効です。
特に職場で指定がなければ、靴はメッシュ素材のものにしておくと通気性がよく蒸れにくいです。
また靴下はコットンやシルク素材を選んだり、5本指ソックスなどが蒸れにくくなります。
靴は毎日同じものを使わないなども対策としてはアリだよ
抗菌防臭の肌着を使う
どうしても汗はかいてしまうので、抗菌防臭の機能がある肌着を着用すると良いでしょう!
ユニクロのエアリズムやアマゾンでも抗菌防臭の肌着は多く売っているので、一枚は持っておくと良いでしょう!
爪をしっかり切る
爪の間は汚れや垢が溜まりやすいです。
そのため爪が伸びたままで放置していると、垢が溜まり雑菌が増殖する原因に…
こまめに爪は切るように心がけ清潔を保ちましょう!
食事に気をつけ、ストレスを溜めない
動物性タンパク質や脂質の多い食事をしていると、体臭を引き起こす原因になります。
そのため肉や脂分の多い食事は控えるなどの工夫が大切になります。
またストレスが溜まることも体臭の原因になるので気をつけましょう!
理学・作業療法士の足・脇のニオイ対策まとめ
本記事では、理学・作業療法士の足・脇のニオイを予防する方法について書きました。
患者さんとの距離が近い理学・作業療法士にとって、患者さんを不快にさせないニオイ対策は必須です。
特に足や脇の臭いは目立ちやすいので、しっかりと対策しておきましょう!
臭い対策はエチケットだよ
今回は以上です。